神奈川県相模原市南区で、障害者アート集団「フェースofワンダー」によるアート展「フェースofワンダーの世界2026」が5月3日から5日まで開催される。このイベントは共生社会を具現化することを目的としており、障害のある人々とプロのアーティスト、女子美術大学の学生らが制作した約100点の作品が展示される。
アートを通じた共生の実現
「フェースofワンダー」を30年以上にわたり主宰する金子光史氏は、「障害の有無や国籍、年齢を超えて、誰もが楽しく共に生きる文化を相模原に根付かせたい」と語る。この集団は2022年から、誰でも自由に参加できる路上アートイベントを市内で開催してきた。
今年は、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した事件から10年という節目にあたる。このため、活動の理念をより広く共有しようと、車座トークが企画された。トークセッションでは、萱野克彦副市長や女子美術大学の教員、市内の障害者支援施設の職員らが、人と人をつなぐアートの実体験と可能性について語る。障害のある人々や学生らも自由に発言できる場が設けられる。
イベント詳細
会場は小田急線相模大野駅近くの「ユニコムプラザさがみはら」で、開催時間は午前11時から午後5時まで。トークイベントは5日午後3時から4時まで行われる。期間中は来場者が楽しめるワークショップも予定されている。
このアート展は今回で5回目。主催者は、アートの力を通じて障害者と健常者が共に楽しめる社会を目指し、地域に根差した活動を続けている。



