福島・吾妻小富士で火口底への侵入と石のいたずら書き、注意呼びかけ
福島・吾妻小富士で火口底侵入、石で落書き

福島市の吾妻小富士で、立ち入りが厳禁されている火口底に侵入し、石を並べて文字を描く迷惑行為があったことが、浄土平ビジターセンターへの取材で明らかになりました。同センターの担当者は「観光客の安全確保と自然保護の観点から火口底への立ち入りは禁止している」と強調し、ルールの厳守を呼びかけています。

事件の概要

同センターによると、4月28日午後2時ごろ、観光客から「火口底に降りて石を並べている人がいる。すぐにやめさせてほしい」との通報がありました。職員が急行したところ、石を並べ終えて火口底から這い上がってきた男性を確認しました。職員が立ち入り禁止であることを伝えたところ、男性は「昔は降りられたし、やっていた」などと話し、注意を理解しなかったといいます。その後、職員らが文字の形に並べられた石を撤去しました。

危険性と禁止の理由

同センターは「火口底に降りると、登れなくなる人が出る危険がある。また、斜面の土砂が崩れて地形が変わるのを防ぐため、立ち入りを禁止している」と説明しています。さらに、「火口底に立ち入る観光客を見かけた場合は、直接注意せずにビジターセンターに通報してほしい」としています。

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今後の対策

同センターは大型連休に合わせ、例年設置している立ち入り禁止の看板を設置する予定です。また、吾妻小富士では他にも、登頂記念に火口壁に石を積み上げたり、石を持ち帰ったりする行為も見られるとのこと。センターは「石一つくらい何でもないだろうと軽い気持ちで行っても、毎年何千人、何万人と訪れる場所のため、大きな影響につながる」として、そうした行為を控えるよう呼びかけています。

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