長崎県警対馬南署は11日、漁船1隻を盗んだとして、窃盗の疑いで対馬市の元市議、大部初幸容疑者(77)を逮捕した。同署によると、大部容疑者は借金600万円の担保として漁船を差し入れていたが、返済できず所有権が債権者に移っていたという。大部容疑者は「自分の船を取り返しただけだ」と供述している。
事件の概要
逮捕容疑は、6月4日午後6時ごろから5日午後6時ごろまでの間に対馬市内の入り江に停泊していた、会社経営の男性が所有する漁船(時価500万円相当)を盗んだというもの。漁船がないことに気づいた男性が5日、同署に届け出ていた。
経緯と背景
大部容疑者は元市議として地元で活動していたが、借金返済に行き詰まり、所有する漁船を担保として提供。しかし、返済が滞り、債権者に所有権が移った。その後、大部容疑者は自らが元所有者であることを理由に漁船を取り戻そうとしたとみられる。
警察は、大部容疑者が漁船の所有権が移っていることを認識していたかどうかを含め、詳しい経緯を調べている。



