大阪・関西万博チケット不正アクセスで男逮捕、転売目的の摘発は全国初
万博チケット不正アクセスで男逮捕、転売目的摘発初

福井県警サイバー犯罪対策課と福井署などは10日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、東京都新宿区西早稲田の飲食店経営、兪聯捷容疑者(47)を逮捕したと発表した。容疑者は中国籍。昨年4月から10月に開催された大阪・関西万博のチケット販売サイトに、面識のない他人のアカウントでログインしたとされる。万博チケットの転売を目的とした不正アクセス事件の摘発は全国で初めて。逮捕は9日付。

逮捕容疑と経緯

逮捕容疑は、何者かと共謀し、2025年10月1日、大阪・関西万博の公式チケット販売サイトにおいて、県内に住む50代男性のアカウントに2回にわたり不正にログインしたとされる。福井署によると、兪容疑者は「不正アクセスしたのは自分ではない」と容疑を否認している。

被害に遭った男性は、販売サイトから「チケットが譲渡された」というメールを受け取ったが、身に覚えがなかったため福井署に被害を届け出た。譲渡されたチケットは平日券2枚で、その後、公式サイト内で別の個人のアカウントに移った後、チケットを個人間で売買する仲介サイトに定価の3倍以上の4万4千円で出品されていた。

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背景と今後の捜査

大阪・関西万博は、会期終盤になるにつれてチケットの入手が困難になっていた。県警の担当者は「全国的に高額転売などが話題になっていた」と指摘し、容疑者がどのようにしてパスワードを入手したのか、その経路などを詳しく調べている。

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