宮城県富谷市が推進する商工業の振興に関する業務を巡り、市内の建設会社に便宜を図った見返りに計28万円相当の接待を受けたとして、県警は10日、収賄の疑いで、市産業観光課課長補佐の菅原憲一郎容疑者(48)=同県大和町=を逮捕した。
また、贈賄の疑いで「安藤建設工業」の元社長安藤健一容疑者(50)=富谷市=も逮捕した。両容疑者の認否は明らかにされていない。
県警は同日、富谷市役所を家宅捜索した。午後6時前、段ボールやプラスチックケースを持った捜査員約20人が足早に市役所に入る様子が確認されている。
事件の背景
菅原容疑者は、市の商工業振興業務において、安藤元社長の建設会社に有利な取り計らいを行った見返りとして、複数回にわたり飲食接待などを受けた疑いが持たれている。接待の総額は約28万円に上るとみられる。
捜査の進展
県警は、情報提供などを端緒に捜査を進め、今回の逮捕に至った。今後は、両容疑者の具体的なやり取りや、他の職員の関与の有無についても詳しく調べる方針だ。
富谷市は「事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしている。



