大阪府羽曳野市の特産品であるイチジクについて、子どもたちに親しんでもらおうと、府立富田林高校の3年生3人が手作りの冊子を作成し、羽曳野市に寄贈した。クイズを交えるなど工夫を凝らした内容で、市教育委員会の食育担当者もその出来栄えを高く評価している。
冊子作成の背景
冊子を作ったのは、松田悠さん(17)、日野まなみさん(17)、浅井優心さん(17)の3人。探究の授業の一環として取り組んだ。大阪府は全国有数のイチジク産地であり、羽曳野市や近隣の藤井寺市、河南町などで盛んに栽培されている。しかし、若者の間ではイチジクへの関心が低く、地元の子どもでも食べたことがないケースが多いという。松田さんと浅井さんは羽曳野市、日野さんは堺市に住むが、産地に住む松田さんと浅井さんでさえイチジクにあまりなじみがなく、日野さんはほとんど食べたことがなかったという。
アンケート調査の結果
3人が富田林中学・高校の生徒を対象にアンケートを実施したところ、イチジクの食感や見た目が苦手だという回答が多く寄せられた。この結果を受け、地域の特産品をより身近に感じてもらう方法を模索した。
冊子の内容と反響
冊子には、イチジクに関するクイズや豆知識を掲載し、子どもたちが楽しみながら学べるように工夫した。羽曳野市教育委員会の食育担当者は「子どもたちが興味を持ちやすい内容で、食育の教材としても活用できる」と評価している。



