ハンタウイルス集団感染、クルーズ船で9人に WHO「大規模流行の兆候なし」
クルーズ船ハンタウイルス感染9人 WHO「大規模流行兆候なし」

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日の記者会見で、大西洋を航行中にネズミなどの齧歯類が媒介する「ハンタウイルス」の集団感染が疑われているクルーズ船について、感染者が9人に達したと発表した。さらに、他の2人にも感染の疑いがあるという。テドロス氏は「現時点では大規模な流行に発展する兆候はない」との見解を示した。

クルーズ船「MVホンディウス」の状況

問題のクルーズ船は「MVホンディウス」で、11日には乗客122人(日本人1人を含む)の下船が、受け入れ先のスペイン領カナリア諸島テネリフェ島で完了した。この情報は、運航するオランダの会社によって明らかにされた。

現在、船には乗組員27人が残っており、オランダのロッテルダム港に向けて航行中である。到着は約5日後の見込みとされている。

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感染拡大の防止策

ハンタウイルスは主に齧歯類の尿や糞便を介して感染し、重症化すると腎不全や呼吸不全を引き起こす恐れがある。WHOは引き続き状況を監視し、必要な対策を講じるとしている。

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