京都南丹市の小学6年生行方不明、自宅近く山中で大規模捜索も手がかり得られず
京都府南丹市で登校中に行方不明になった同市立園部小学校6年生の安達結希君(11)について、府警は4月7日、自宅近くの山中を約60人態勢で大規模な捜索活動を実施した。しかし、捜索の結果、有力な手がかりは見つからなかったことが明らかになった。捜索は8日も継続して行われる予定である。
自宅北側の山中で初の本格捜索
捜査関係者によると、7日の捜索現場は安達君の自宅から北側に位置する山中で、学校から南西約9キロの地点にある。この付近には複数の別荘が点在しており、本格的な自宅周辺の捜索は今回が初めてとなった。現場では山に続く複数の道に規制線が張られ、捜査車両や捜査員が頻繁に出入りする様子が確認された。
3月23日から続く行方不明事件の経緯
安達君は3月23日午前8時頃、校舎から約200メートル手前で家族の車から降りた後、行方がわからなくなった。その後、3月29日には学校から西約3キロの山中で通学かばんが発見されている。学校側の情報によれば、学校の防犯カメラには安達君と確認できる姿は映っておらず、同じ時間帯に徒歩で通学していた児童や保護者からの目撃情報も一切ないという。
捜索活動の難航と今後の見通し
府警は3月25日に安達君の顔写真や当日の服装などの情報を公開し、延べ約700人の警察官を投入して捜索を続けてきた。これまでにかばんが見つかった山中や近くのため池を重点的に調査してきたが、周辺に防犯カメラが少ないことなどが原因で捜索は難航している状況だ。府警関係者は「引き続きあらゆる可能性を探り、安達君の安全な発見に全力を尽くす」と述べ、捜索の継続を強調した。
地域住民からは早期の発見を願う声が上がっており、不安が広がっている。府警は市民からの情報提供を呼びかけ、協力を求めている。



