上野4億円強奪事件、住吉会系傘下組織幹部ら3人を新たに逮捕 役割分担の可能性
上野4億円強奪、住吉会系幹部ら逮捕 役割分担か

上野4億円強奪事件、新たに3人逮捕 住吉会系傘下組織の幹部ら

東京・台東区上野の路上で、香港へ運搬予定の約4億2000万円が奪われた事件で、警視庁暴力団対策課は3日、窃盗の疑いで新たに男3人を逮捕したと発表した。これで逮捕者は計10人となった。同課は、3つの暴力団関係者が連携し、指示、実行、車両調達の役割を分担した可能性があるとみて、捜査を進めている。

逮捕された3人の容疑者

逮捕されたのは、職業不詳の北原誠容疑者(42)=東京都豊島区=、指定暴力団住吉会傘下組織の幹部である山口京一容疑者(29)=千葉県茂原市=、職業不詳の宮川祐一郎容疑者(52)=荒川区=の3容疑者。警視庁は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、1月29日午後9時ごろ、台東区東上野の路上で、両替商の男性(38)らが運んでいた現金4億2300万円が入ったスーツケース3個を盗んだとされるもの。

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これまでの経緯と役割分担

警視庁は3月、事後強盗の疑いで男7人を逮捕。東京地検は4月、窃盗罪に切り替えて5人を起訴し、2人を処分保留としている。

捜査関係者によると、北原容疑者は指定暴力団山口組傘下組織の関係者で、起訴済みの山口組弘道会傘下組織幹部・狩野仁琉被告(21)らとともに、全体の指示役だったとみられる。山口容疑者は実行役を集め、スマートフォンの通信アプリなどで指示を送った疑いがある。宮川容疑者は事件に使用する車両の調達を指示したとみられる。

被害金の一部を押収

これまでの捜索で、容疑者らの自宅などから被害金とみられる現金計約3700万円が見つかっている。北原容疑者の関係先からは約560万円、山口容疑者に関しては約55万円が押収されたという。

警視庁暴力団対策課は、さらに事件に関与した人物がいないか、引き続き捜査を進める方針。

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