フリマで犬3匹を無登録販売、56歳女を逮捕…動物愛護法違反の疑い
兵庫県警察は3月2日、フリーマーケットサイトを利用して犬3匹を無登録で販売したとして、神戸市垂水区に住む無職の女性容疑者(56歳)を動物愛護法違反の疑いで逮捕しました。容疑者は「売った覚えがない」と供述し、容疑を否認していると伝えられています。
コンビニ駐車場で計15万円で販売か
兵庫県警察本部の発表によると、容疑者は同居する男性と共謀し、昨年6月から10月にかけて、神戸市長の登録を受けずに、同区内のコンビニエンスストア駐車場で、購入者3人に対してトイプードルやポメラニアンなどの犬3匹を計15万円で販売した疑いが持たれています。
具体的には、容疑者は犬の写真をフリーマーケットサイトに掲載して出品し、購入者にはワクチン接種料という名目で売買代金を要求しました。引き渡しの際には、1匹につき5万円を支払わせたとされています。
動物愛護法に基づく登録義務違反
動物を販売する場合、動物愛護法に基づき、第一種動物取扱業の登録が必要です。この登録は、動物の適切な扱いや衛生管理を確保するための制度で、無登録での販売は法律違反となります。
兵庫県警は昨年11月に情報提供を受けて捜査を開始し、今回の逮捕に至りました。捜査関係者によれば、容疑者は過去にも同様の行為を行っていた可能性があり、県警は詳細な経緯を調べています。
容疑者は否認、今後の捜査に注目
逮捕された女性容疑者は、警察の取り調べに対して「売った覚えがない」と一貫して否認しており、事件の全容解明にはさらなる捜査が必要と見られています。同居する男性の関与についても、県警が確認を進めていると報じられています。
この事件は、フリマサイトを利用した無登録のペット販売が後を絶たない現状を浮き彫りにしました。動物愛護法違反は、悪質な場合には罰金や懲役刑が科される可能性があり、消費者保護の観点からも厳格な対応が求められています。
兵庫県警は、同様の被害情報があれば積極的な通報を呼びかけており、今後の捜査の進展が注目されます。地域住民からは、無登録販売による動物の健康被害や不当な取引を懸念する声も上がっています。



