埼玉県さいたま市大宮区の鐘塚公園で29日、連合埼玉による県中央メーデーの集会が開かれ、労働組合員ら約3200人が集結した。参加者は「団結して頑張ろう」と気勢を上げ、賃上げや働き方改革の実現を強く訴えた。
集会の概要とアピール内容
集会では、「対話と連帯で、平和で笑顔あふれる未来を築く」「真の働き方改革で安心して暮らせる社会を」などのアピールが行われた。連合埼玉の今井信博会長は、国際情勢の緊迫化に伴う物価高や原材料不足について、「加盟組合の企業は大打撃を受けている。労使において中長期的な対策を講じていかなければならない」と指摘した。
賃上げ目標と組合員増強
今井会長は、実質賃金のアップに取り組む方針を示し、現在約22万5千人の組合員を2030年までに23万人に増やす目標を掲げた。持続的な賃上げと格差是正の必要性を強調した。
メーデー宣言の採択
集会では、「労務費を含む適切な価格転嫁と適正取引を実現し、持続的な賃上げと格差是正を実現しなければならない」「長時間労働を助長しかねない制度の拡充・緩和は認められない」とするメーデー宣言も採択された。
来賓の出席
連合埼玉から推薦を受ける首長や議員らも出席。国会議員からは、立憲民主党県連の熊谷裕人代表と国民民主党県連の鈴木義弘会長が挨拶を行い、連帯の意思を示した。
この記事は杉浦正至氏が執筆した。



