新潟空港(新潟市東区)を拠点とする地域航空会社トキエアの2025年度決算が明らかになり、純損益が24億2290万円の赤字となった。赤字額は前年度とほぼ同水準で、債務超過は2年連続となる。前年度の6億2294万円から29億4684万円に急拡大した。
搭乗率は上昇もコスト増が響く
6月23日に開催される定時株主総会の招集通知の付属資料によると、2025年度の平均搭乗率は59.72%、旅客数は9万9628人で、いずれも前年度実績を3割以上上回った。この結果、売上高は32.3%増の11億7990万円に達したが、事業拡大に伴う人件費増加や燃料費上昇などの費用がかさみ、営業損益は25億5199万円の赤字となった。
堀江貴文氏が取締役に、出席はなし
2020年7月設立のトキエアは、2024年1月に初路線となる新潟―札幌(丘珠)便を就航。現在は4路線を運行している。2024年10月には実業家の堀江貴文氏(53)を取締役に迎え話題を呼んだが、資料によれば堀江氏は毎月の取締役会に一度も出席していない。
県の融資返済も1年延長
新潟県はトキエアに11億6千万円を融資している。2024年秋に初回の返済期限を迎えたが、業績の下振れを理由に返済開始を1年延期している。



