栃木県足利市議会の6月定例会初日となった2日、議員の地位を活用した不適切な行動があったとして、共産党所属の尾関栄子市議と鳥井康子市議の2名に対して、斎藤昌之議長が厳重に注意を促す場面があった。
不当行為の内容
両市議は昨年9月、市内で車中泊を続けていた50代男性の体調不良を受け、生活保護申請の手続きを補助した。さらに土曜日に市役所へ電話をかけ、平日の窓口終了後には所管課に対して急迫時の対応を求めるなどの行動を取ったとされている。
これらの行為について、斎藤議長は本会議で両市議に順に起立を求め、以下のように注意した。まず「不適切な発言や強い口調で対応を迫り、市職員に大きなストレスと精神的な苦痛を与えた」と指摘。続いて「市職員の公正な職務執行を妨げず、ハラスメントのない節度ある対応を徹底するよう強く求める」と述べ、再発防止を促した。
議会の対応
足利市議会としては、議員としての自覚を促し、職員との適切な関係構築を重視する姿勢を示したものだ。この注意は、議員の行動規範を改めて確認する意味合いも含まれている。
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