大垣署は30日、特殊詐欺により、大垣市に住む80代の男性が約1億9千万円相当の金の地金をだまし取られたと発表しました。岐阜県内での今年の被害額としては最大規模となります。
犯行の手口
署によると、2月下旬、男性の自宅の固定電話に、刑事と検事を装った男2人から「あなたのマイナンバーカードが流出している」との電話がありました。その後、男性のパソコンのメールアドレスには、偽造されたとみられる男性名義のマイナンバーカードの画像が送られてきました。
同時期に、レターパックでスマートフォンが届き、LINE通話で男たちから「金の調査をする必要がある」などと言われました。男性は金融機関の貸金庫に保管していた金の地金約7.5キロを自宅に持ち帰りました。
金塊の引き渡し
3月中旬、男たちの指示で、地金を入れたリュックサックを玄関の扉の外側に置いたところ、男性が気付かないうちに何者かが持ち去りました。
男性の個人情報や金を所有していたことは、固定電話などでの会話から把握されたとみられています。男性から相談を受けた親族が110番通報し、事件が発覚しました。
警察は、詐欺の手口が巧妙化しているとして、注意を呼びかけています。



