静岡県警浜松西署は30日、浜松市中央区に住む60代の無職男性が、警察官などを装った人物からのニセ電話詐欺により、合計1億8千万円相当の暗号資産をだまし取られたと発表した。この被害額は、県内で今年発生した特殊詐欺の中で最も高額である。
事件の経緯
署によると、2月下旬、男性宅の固定電話に通信事業者や警察官を名乗る者から「通信費の支払いが滞っている」「あなたの個人情報が流出し、犯罪に巻き込まれている」などといった電話が相次いでかかってきた。
携帯電話を持っていなかった男性は、犯人らの指示に従いスマートフォンを契約。その後、ビデオ通話で「エラーを確認するので送金してください」「捜査に協力しない場合は身柄を拘束する」などと告げられ、3月下旬から4月中旬にかけて、暗号資産を複数回にわたって購入・送金した。
被害発覚のきっかけ
犯人は期日までに返金すると約束していたが、それが果たされなかったため、男性は被害に気付いた。



