偽造資格で17年間機長務める エア・カナダ元機長逮捕
偽造資格で17年間機長 エア・カナダ元機長逮捕

カナダ東部オンタリオ州の警察は9日、大手航空会社エア・カナダの元機長を、必要な資格を偽造して約17年間にわたり機長を務めたとして逮捕したと発表した。元機長は民間機の操縦資格は持っていたが、2009年の機長昇進時に必要だった上位資格を取得せず、偽造した証明書を提出していた。

元機長のプロフィールと逮捕の経緯

逮捕されたのはジェフリー・ウォール容疑者(59歳)。2025年に退職している。警察によると、2025年3月の定期検査で、ウォール容疑者の操縦士免許書類に不備が見つかり、捜査が開始された。

長期間にわたる不正行為

警察の調べに対し、ウォール容疑者は2009年から退職するまでに900便以上で機長を務め、総額290万カナダドル(約3億3000万円)の給与を受け取っていた疑いが持たれている。この間、偽造された資格証が問題なく受け入れられていたことから、航空業界の管理体制にも疑問が投げかけられている。

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エア・カナダは声明で「厳正に対処する」とし、再発防止策を強化するとしている。警察は今後、他の乗務員の関与や、過去のフライトにおける安全性の検証を進める方針だ。

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