15秒動画で詐欺被害防止を啓発 ATSUSHIさんが神戸で表彰式に参加
詐欺被害の防止を目的とした短編動画作品コンテストの表彰式が2026年3月11日、神戸市中央区の兵庫県警本部で開催されました。警察庁の特別防犯支援官を務めるダンス&ボーカルグループ「EXILE」のATSUSHIさんが招かれ、受賞者をたたえました。
県内学生が制作した40作品から優秀作を選出
このコンテストは兵庫県警が主催し、県内の学生を対象に、増加する特殊詐欺の被害防止を呼びかける15秒間の動画作品を募集しました。集まった40作品の中から、最優秀賞に神戸学院大学付属高校1年の木下泉美さん、優秀賞に神戸・甲陽デザイン&テクノロジー専門学校1年の岡田智夏さんが選ばれました。
木下さんは、相手の恋愛感情を悪用する「ロマンス詐欺」を題材にした作品を制作。「流れる警告音を大きくすることで、視聴者に注意を促したいという気持ちを込めました」と語りました。兵庫県警によると、昨年の県内におけるSNS型投資やロマンス詐欺の被害額は約143億円に上り、過去最高を記録しています。
一方、岡田さんは警察官をかたる「ニセ警察詐欺」をテーマにした動画を発表。「他県警の啓発動画などを参考にし、見やすいデザインを心がけて制作しました」と説明しました。
ATSUSHIさんが作品を講評 被害防止への期待を表明
ATSUSHIさんは受賞作品を見たうえで、「各作品には独創的なアイデアが織り込まれており、工夫を凝らした作りが印象的でした。多くの方々にこれらの動画を見ていただき、少しでも詐欺被害を食い止める一助となれば幸いです」と講評しました。
表彰式には兵庫県警の幹部も出席し、受賞者とATSUSHIさんを囲んで記念撮影が行われました。このイベントは、若い世代による創造的なアプローチを通じて、社会全体の防犯意識向上を目指す取り組みとして注目を集めています。



