沖縄県は戦後80周年平和祈念事業の一環として、戦後沖縄で活躍した109人の女性の歩みをまとめた「戦後80年おきなわ女性のあゆみ」を作成し、6月3日までに公式サイトで公開しました。
編集委員長が語る女性たちの姿
編集委員長を務めた沖縄女性史家の宮城晴美さん(76)は「沖縄戦後の混乱期や米軍統治を経て、女性たちが自分を見失わずに社会をけん引してきた姿に私自身も胸を打たれた」とコメントしています。
掲載された主な女性たち
- 高里鈴代さん(86):1995年に起きた米兵3人による少女暴行事件を機に、性暴力の被害者支援団体を設立。
- 本村つるさん(2023年に97歳で死去):沖縄戦で学徒動員され、戦後に「ひめゆり平和祈念資料館」(沖縄県糸満市)の開館準備や運営に奔走。
- 南沙織さん(71):沖縄生まれの元歌手。
内容の詳細
全338ページにわたり、立法・行政、経済・産業、学術研究などの分野ごとに、それぞれの経歴やエピソードがまとめられています。子どもの貧困や米軍基地に関連する性暴力など、さまざまな社会問題への対処に尽力する姿が読み取れます。
今後の予定
本年度中に印刷・製本され、沖縄県内の図書館や自治体に配布される予定です。



