長崎大学は2026年6月10日、同年2月に実施した入学試験の2次試験(前期日程)において、大学入学共通テストの1科目の点数を算入しないまま一部の受験生の合否判定を行っていたミスを発表した。再計算の結果、1人が追加合格となった。
ミスの原因と経緯
同大学によると、今回の試験から得点集計プログラムを改修したが、20人について共通テストの必須科目の点数が集計されない設定になっていた。入試課や学部の確認でもこの設定ミスに気付かず、6月1日に入学者からの指摘で発覚した。
追加合格者への対応
追加合格となった1人には合格通知書を送付し、直接謝罪を行った。同大学は、入学を希望する場合には修学支援や費用の補償について相談の上対応するとしている。
過去のミスと再発防止
同大学では、後期試験でも工学部で出題ミスがあったほか、前年の前期試験でも出題ミスにより2人を追加合格としていた。6月10日の記者会見で、森口勇理事は「昨年と異なるプロセスだが、大学の検証が不十分だったと重く受け止めている。原因分析と再発防止策の策定を進め、信頼回復に努めたい」と述べた。



