アン・ハサウェイ、国連で性被害公表の女性たちを称賛「勇気ある人々が変化への道を切り開いた」
【ニューヨーク=金子靖志】国連女性機関の親善大使を務める米俳優のアン・ハサウェイさんは9日、米ニューヨークの国連本部で行われた国際女性デーの記念イベントに登壇し、演説を行いました。ハサウェイさんは、性暴力などの被害を公表し、社会に残る理不尽さと闘ってきた女性たちの名前を具体的に挙げながら、「勇気ある人々が変化への道を切り開いてきた」と称賛しました。
「平等という約束と現実の隔たり」を指摘
ハサウェイさんは演説の中で、「『平等』という約束と、女性が置かれている現実との間には大きな隔たりがある」と述べ、男女平等の実現に向けた課題を強調しました。さらに、「(男女平等が)達成されるまで、私たちは歩みを止めない」と力強く宣言し、継続的な取り組みの重要性を訴えました。この演説は、国際女性デーに合わせて開催されたイベントの一環として行われ、多くの参加者が集まりました。
マララ・ユスフザイ氏も登壇、戦争犯罪を非難
同じイベントでは、パキスタン出身でノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイ氏も登壇しました。ユスフザイ氏は、イランで多くの女児が死亡した小学校へのミサイル攻撃などに触れ、「教室にいる子供を殺害することは戦争犯罪だ」と厳しく非難しました。この発言は、紛争地域における女性や子供の保護の緊急性を浮き彫りにしました。
ハサウェイさんとユスフザイ氏の演説は、国際社会における女性の権利と安全に関する議論を活性化させるものとなりました。両氏は、性暴力や紛争による被害に直面する女性たちの声を代弁し、より公正な社会の実現を求めるメッセージを発信しました。このイベントは、2026年3月9日に開催され、国連本部から世界中に配信されました。



