新型コロナワクチン、季節性インフルエンザとの同時接種が可能に 厚労省が通知
新型コロナワクチン、インフルと同時接種可能に

同時接種が正式に認可

厚生労働省は6月2日、新型コロナウイルスワクチンと季節性インフルエンザワクチンの同時接種を認める通知を全国の都道府県に出した。これにより、今年の秋冬シーズンから、両方のワクチンを同じ日に接種することが可能となる。

背景と目的

これまで、新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔は、原則として13日以上空けるよう推奨されていた。しかし、厚労省は、国内外の研究結果から同時接種の安全性と有効性が確認されたとして、方針を転換した。同時接種により、医療機関の負担軽減や接種率の向上が期待される。

対象者と注意点

同時接種の対象は、生後6か月以上のすべての人。ただし、発熱や急性疾患がある場合は接種を避けるよう求められている。また、接種後は両方のワクチンによる副反応が同時に起こる可能性があるため、注意が必要だ。厚労省は、医療機関に対し、同時接種を行う際の十分な説明と観察時間の確保を求めている。

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専門家の見解

感染症専門医は、「同時接種は、特に高齢者や基礎疾患を持つ人にとって、二度の受診機会を一度に減らせる利点がある。ただし、副反応が強く出るリスクもゼロではないため、個人の状態に応じて医師と相談することが重要」と指摘している。

今後のスケジュール

厚労省は、2026年度の秋冬シーズンから同時接種を本格的に開始する方針。自治体や医療機関には、準備期間を設け、スムーズな実施を図るよう通知している。また、同時接種の普及に向けて、国民への広報活動も強化する予定だ。

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