ふるさと納税でクマ対策、盛岡・宮古・紫波が寄付募る
ふるさと納税でクマ対策、盛岡・宮古・紫波が寄付募る

クマによる人身被害が全国で相次ぐ中、岩手県内の盛岡市、宮古市、紫波町の3市町が、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を通じてクマ対策予算の寄付を募っている。寄付金はセンサーカメラや電気柵の設置、クマ用スプレーの購入などに活用される予定だ。

寄付の詳細

盛岡市は一口2000円から、宮古市と紫波町は1000円から寄付が可能で、3市町とも返礼品は設けていない。集まった資金は、クマの出没を早期に察知するセンサーカメラや、農地や住宅地を守る電気柵の設置、さらには住民や作業従事者向けのクマ用スプレー購入に充てられる計画だ。

「さとふる」の取り組み

サイトを運営する「さとふる」(東京都中央区)によると、同社が複数の自治体に特集ページの開設を提案し、2025年11月から掲載を開始した。当初は紫波町など5自治体のみだったが、徐々に参加自治体が増え、2026年6月9日現在、6県の22自治体が掲載されている。同日時点で全体の寄付件数は約2900件、寄付総額は984万8000円に達している。

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岩手県内の状況

県内では紫波町がスタート時から参加し、2025年12月に宮古市、2026年5月に盛岡市が加わった。6月9日現在、3市町の合計寄付件数は472件、寄付総額は162万9000円に上る。寄付方法はクレジットカード決済やコンビニ決済などに対応しており、詳細は「さとふる」の特集ページで確認できる。

クマ被害の深刻化を受け、ふるさと納税を活用した自治体の対策が注目されている。今後も参加自治体が増える可能性があり、被害防止への効果が期待される。

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