福岡県朝倉市、高校生までの入院費無償化へ 2027年4月実施目指す
朝倉市が高校生までの入院費無償化へ 2027年4月実施

福岡県朝倉市は、子育て世帯の経済的負担をさらに軽減するため、高校生までの入院費を無償化する方針を明らかにした。2027年4月からの実施を目指しており、関連する条例改正案やシステム改修費を含む今年度一般会計補正予算案を、6月11日に開会した市議会定例会に提出した。

現行制度と新制度の比較

現在の入院費に関する自己負担限度額は、小学生から中学生までが月額3500円となっている。新制度では、2027年度から対象を高校生まで拡大した上で、自己負担を完全にゼロとする。一方、入院以外の医療費については、月あたりの自己負担限度額を、現行の小学生1200円、中学生1600円から、高校生を新たに対象に加えた上で、一律1000円に引き下げる。

市長の公約と財政見通し

この子育て支援策の拡充は、4月に当選した中島秀樹市長の公約の一つだ。中島市長は8日の記者会見で、「市財政は決して余裕があるわけではないが、スピード感と財政規律のバランスを重視したい」と述べ、迅速な制度実施と持続可能な財政運営の両立を目指す考えを示した。

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今回の無償化により、子育て世帯の医療費負担が大幅に軽減される見込みで、市は少子化対策の一環としても期待を寄せている。今後、市議会での審議を経て、正式に制度が決定される予定だ。

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