栃木県足利赤十字病院が最新鋭放射線治療装置「OXRAY」を導入、2026年4月から運用開始
足利赤十字病院が最新鋭放射線治療装置を導入、2026年運用 (31.03.2026)

栃木県足利赤十字病院が最新鋭放射線治療装置「OXRAY」を導入、2026年4月から運用開始

栃木県足利市の足利赤十字病院は、最新鋭の放射線治療装置「OXRAY(オクスレイ)」を県内で初めて導入したことを明らかにした。この装置は、東日本地域では国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)に次いで2例目の導入となる。運用開始は2026年4月1日からを予定している。

自動追尾機能で高精度な治療を実現

OXRAYは、呼吸などの体の動きによって微動する腫瘍部位を自動で追尾しながら、高精度に放射線を照射することができる。この技術により、正常な組織への影響を最小限に抑えつつ、効果的な治療が可能となる。直径約3メートルのリングだけでなく、土台部分も回転する設計で、正確に照射部位を捉えることができ、CT画像の取得も同時に行える。

同装置は、治療時間の短縮や患者の身体的負担の軽減につながると期待されている。日立グループが開発した国産の最新鋭装置で、その価格は10億円近いとされる。肺がんや乳がんをはじめ、幅広い種類のがん治療に活用でき、同病院では年間約400回の使用を見込んでいる。

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地域医療の中核としての役割強化

足利赤十字病院は、地域におけるがん治療や救急医療の中核を担っており、今回の導入により放射線治療体制がさらに強化される。放射線治療科部長の川口修医師(59)は、「この装置の導入によって、より質の高い医療を患者に提供できるようになる」と述べ、地域医療への貢献に意欲を示した。

同病院は、先進的な医療技術を積極的に取り入れることで、患者の治療成果の向上と地域の医療水準の向上を目指している。OXRAYの導入は、その一環として位置づけられており、今後の運用に注目が集まっている。

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