石川県が手足口病警報を2年ぶりに発令、手洗い徹底を呼びかけ
石川県が手足口病警報を2年ぶり発令、手洗い徹底を

石川県は10日、乳幼児を中心に感染する「手足口病」の流行を受け、2024年以来、実に2年ぶりとなる警報を発令しました。県民に対しては、こまめな手洗いなどの予防策を徹底するよう強く呼びかけています。

警報発令の背景と現状

県健康推進課が公表したところによると、県内の28の医療機関を対象とした定点調査において、6月1日から7日までの1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり平均で9.07人に達しました。この数字は、前週(5月25日~31日)の5.50人から大幅に増加しており、警報発令の基準となる5人を大きく上回ったことから、警戒レベルを引き上げる判断が下されました。

手足口病の特徴と感染経路

手足口病は、主に5歳以下の乳幼児が罹患するウイルス性の感染症です。感染経路としては、患者の咳やくしゃみによる飛沫感染、汚染された手指や物品を介した接触感染、さらには経口感染が知られています。主な症状としては、口の中や手足に水疱性の発疹が現れるほか、発熱を伴うことも少なくありません。

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予防と受診の呼びかけ

県は、有効な予防策として、流水と石けんを用いたこまめな手洗いの励行を推奨しています。また、タオルや食器の共用を避けることも重要です。さらに、高熱が長期間続いたり、水分を摂取できなくなったりするなどの重症化の兆候が見られた場合には、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

手足口病は、一般的には軽症で経過することが多いものの、ごくまれに髄膜炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。保護者は、子どもの状態を注意深く観察し、異変を感じた際には早めの受診を心がけてください。

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