栃木県大田原市長選が告示、保守系同士の激戦に 現職と新人が政策訴え
大田原市長選告示、保守系同士の激戦 現職と新人が政策訴え

栃木県大田原市長選が告示、保守系同士の激戦に

栃木県大田原市長選挙が15日に告示され、再選を目指す現職の相馬憲一氏(68)と元市議の新人引地達雄氏(74)の保守系2人が立候補を届け出た。いずれも無所属での出馬となり、22日に投開票が行われる。

衆院選の構図を引き継ぐ保守系同士の戦い

この選挙は、2月に行われた衆院選栃木3区の構図をそのまま引き継いでいる。同選挙区では比例復活を含めて当選した議員2人が、それぞれ大田原市長選の候補者を支援しており、保守勢力内部での激しい競争が再現される形だ。

現職の相馬氏を支援するのは、衆院選で無所属で初当選した渡辺真太朗議員。一方、新人の引地氏には、自民党公認で比例復活当選を果たした簗和生議員がバックアップについている。

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現職・相馬氏の政策訴求

現職の相馬憲一氏は市中心部での第一声で、1期目の財政再建優先の姿勢を振り返りながら、「2期目は特別教室へのエアコン導入など、教育環境の充実に力を入れていきたい」と訴えた。

支援する渡辺議員は「全面的に応援していただいた恩をしっかり返したい。現実路線で1期目に蓄えた力を発揮し、次の4年で独自カラーを打ち出してほしい」と語り、相馬氏の継続的な市政運営を後押しする姿勢を示した。

新人・引地氏の市政再生構想

新人の引地達雄氏は選挙事務所前での第一声で、支援する簗議員が衆院選で掲げた政策を継承することを表明。具体的には以下の政策を掲げた:

  • 大規模な道の駅整備
  • 県北と茨城沿岸を結ぶ高速道路の実現

引地氏は「簗議員との強いパイプで進めていく。停滞する市政を再生させたい」と強調。簗議員も「高市政権の積極財政の受け皿を大田原につくってほしい」と訴え、前市長の津久井富雄氏が選対本部長を務めるなど、強力な支援体制を整えている。

選挙情勢と関連情報

衆院選における大田原市での得票数では、簗議員が237票上回っており、このわずかな差が市長選の行方に影響を与える可能性もある。14日現在の選挙人名簿登録者数は5万6993人となっている。

同日に告示された市議会議員補欠選挙(定数2)については、無所属の新人2人だけが立候補を届け出たため、無投票当選が確定した。羽物一隆記者が取材を担当している。

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