衆院選違反摘発37人、買収や詐偽投票で8人逮捕 前回比減少も自由妨害が最多
衆院選違反摘発37人、買収や詐偽投票で8人逮捕 (11.03.2026)

衆院選違反摘発37人、買収や詐偽投票で8人逮捕 前回比減少も自由妨害が最多

警察庁は3月11日、2026年2月8日に投開票が実施された衆議院議員総選挙における違反取り締まりの状況を正式に発表しました。発表によると、投開票日から30日後に当たる3月10日までの期間中、全国で合計37件の違反が摘発され、37人が対象となりました。このうち、公職選挙法違反容疑で8人が逮捕されています。逮捕理由としては、選挙運動員に対して報酬を支払う買収行為や、自身の名前を用いて二重投票を行う詐偽投票などが挙げられています。

摘発件数は前回選挙と比較して大幅に減少

今回の摘発件数は、2024年に行われた前回衆院選の同時期と比較して35件減少しており、摘発者数も23人減、逮捕者数は4人減となりました。この減少傾向は、選挙管理の強化や有権者の意識向上が一定程度影響している可能性が示唆されます。しかし、依然として違反行為が根絶されたわけではなく、継続的な監視と対策が求められる状況です。

内訳では自由妨害が12件で最多、買収と詐偽投票が続く

違反内容の内訳を詳細に分析すると、選挙運動用のポスターを傷つけるなどの自由妨害が12件と最も多くなっています。これは、選挙活動の公正さを損なう行為として深刻視されており、民主的な選挙プロセスへの脅威となっています。次いで、買収が11件、詐偽投票が8件と続き、これらの行為が選挙の公正性を著しく損なう重大な違反であることが浮き彫りになりました。

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さらに、選挙公示前にインターネット上で特定の候補者への投票を呼びかけるなど、選挙運動の規制に抵触する可能性のある行為について、警察から警告が471件発せられています。これは、デジタル時代における選挙管理の新たな課題として注目されており、オンライン上の選挙活動に対する監視の重要性が高まっていることを示しています。

選挙の公正確保に向けた今後の課題

今回の発表は、衆院選における違反行為の実態を明らかにするとともに、選挙の公正性を維持する上での課題を提示しています。自由妨害の多さは、選挙環境の整備が依然として不十分である可能性を示しており、今後の選挙管理においては、物理的な妨害行為への対策に加え、デジタル空間での適切な規制も不可欠です。警察庁は、引き続き厳正な取り締まりを実施し、民主的な選挙プロセスの保護に努めるとしています。

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