長野県伊那市長選挙、現職と新人2名による三つどもえの戦いが始まる
伊那市長選、現職と新人2名の三つどもえ戦い開始 (13.04.2026)

長野県伊那市長選挙が告示、現職と新人2名による三つどもえの戦いが始まる

2026年4月12日に告示された長野県伊那市長選挙は、無所属で5期目を目指す現職の白鳥孝氏(70歳)と、同じく無所属の新人候補である元市議の会社役員・八木択真氏(47歳)、農業の吉田浩之氏(63歳)の3名が立候補し、三つどもえの選挙戦となった。投開票は4月19日に実施される予定である。

告示日である12日、各候補はそれぞれの陣営で第一声を上げた後、市内各地へ遊説に出発した。白鳥氏は伊那市中央の伊那商工会館で、八木氏は同市荒井のいなっせ北側の多目的コミュニティ広場で、吉田氏は同市狐島のJA上伊那本所で支持者に向けて訴えを開始した。11日現在の選挙人名簿登録者数は5万3510人に上る。

現職・白鳥孝氏の訴え:経験と実績で課題解決を約束

白鳥孝氏は伊那商工会館での第一声で、「国などとのパイプを築き、経験と実績を積み上げてきた」と強調し、これが市の将来にとって大きな力になると述べた。さらに、伊那市が食料、水、エネルギーを自給できる安心な基盤を持ち、産業、観光、医療、福祉、教育が発展している点を誇り、「こんな素晴らしい場所は伊那市以外にない」と語った。

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リーダーとしての責務として、学童クラブの狭さの改善や保育士の確保、育休退園の解消に取り組むことを約束。医療や移動困難者支援など、「課題を必ず解決するのが私の信条」と断言した。また、リニア中央新幹線の開業を見据え、選ばれる地域づくりを進め、「伊那から日本を変えていく」と意気込みを示した。

新人・八木択真氏の訴え:市民の声を聞きわくわくする地域へ

八木択真氏は多目的コミュニティ広場で、昨年秋に出馬を決めてから一軒一軒を訪問し、多くの要望を聞いた経験を振り返った。「物価高で生活が大変」「学校に行かない子どもが増えている」といった声が寄せられ、市の施策が追いついていない現状を指摘。財政が厳しいと言い続ける中で、市民の要望が実現してこなかったと批判した。

市政がずれてしまった原因として、「一人一人の声を聞く姿勢が足りていなかった」と分析。市民から声を集め、「暮らしが便利になった」「不安が解消された」と実感できる伊那市を目指すと訴え、「皆さんと一緒にわくわくするような地域にしていきたい」と語った。

新人・吉田浩之氏の訴え:市民に寄り添った市政を実現

吉田浩之氏はJA上伊那本所で、市民との対話を通じて日々の暮らしに不安を感じている実情を強調。「市民に寄り添った、市民のための市政を目指す」と宣言した。具体的な政策として、高齢者支援や安心して子育てができる教育環境の整備を挙げ、インフラ面では道路や橋梁、公共施設の整備が必要だと指摘。ぐるっとタクシーの充実も約束した。

「安心した暮らしができるよう、皆さんの声を聞き、一つ一つ丁寧に取り組む」と述べ、「吉田浩之はいいやつだぞ、市政を任せられるぞ」とユーモアを交えながら支持を呼びかけた。

伊那市議選も同時に告示、22名が立候補

同日告示された伊那市議会議員選挙(定数21)には22名が立候補を届け出た。内訳は現職13名、新人9名で、党派別では維新1名、参政1名、共産2名、公明2名、無所属16名となっている。市長選と同様に、19日に投開票が行われる予定である。

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