中露外相が緊急電話会談、イラン攻撃の即時停止を共同で要求
2026年3月1日、中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は緊急の電話会談を実施し、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃について協議を行った。中国国営通信の新華社が報じたこの会談で、両外相は攻撃の即時停止を共同で要求する考えで一致した。
中国側の強い懸念表明
王毅外相は会談の中で、米国とイスラエルがイランの最高指導者ハメネイ師を殺害し、体制転換を扇動する行為は絶対に容認できないと強く強調した。さらに、関係各国は当事者が早期に対話と交渉の道に戻るよう促すべきだと指摘し、外交的解決の重要性を訴えた。
ロシア側の地域安定への警告
ラブロフ外相は、現在進行中の攻撃が中東地域全体の安定を著しく損なう危険性があると表明した。また、中国との連携を強化する意向を示し、国際社会に対し緊張緩和に向けた建設的な役割を果たすよう呼びかけた。
背景と今後の展開
この電話会談は、中東情勢が緊迫化する中で実施された。両国は以下の点で共通の認識を持っている。
- 武力行使ではなく外交的解決を優先すべきである
- 地域の平和と安定が国際社会全体の利益につながる
- 多国間の対話枠組みの早期再開が急務である
中国とロシアは、国連安全保障理事会の常任理事国として、中東問題において重要な役割を果たしている。今回の共同要求は、両国がこの地域の危機に対し、より緊密に連携する姿勢を示すものと言える。



