米軍、対イラン作戦初日の攻撃規模はイラク戦争開始時の約2倍と発表
米中央軍のクーパー司令官は3日、動画声明を通じて、米国とイスラエルが対イラン作戦を開始してから最初の24時間で実施した攻撃の規模について、2003年に開始されたイラク戦争の開戦時と比較して「ほぼ2倍」に相当すると述べた。この声明は、中東地域における軍事作戦の拡大を浮き彫りにしている。
艦艇17隻を破壊、防空能力を著しく低下
クーパー司令官は、これまでの戦闘で潜水艦を含む合計17隻の艦艇を破壊したことを明らかにした。さらに、約2,000近くの標的に対して攻撃を実行し、「イランの防空能力を著しく低下させ、数百の弾道ミサイルや発射装置、無人機を破壊した」と説明した。これにより、イランの軍事インフラに重大な打撃を与えたと強調している。
新型ミサイル「プリズム」を実戦初投入
米軍は今回の作戦で、実戦において初めて新型の長射程精密攻撃ミサイル「プリズム(PrSM)」を使用したことを明かした。このミサイルは高度な技術を備えており、多数の自爆型無人機とともに投入された結果、「大きな効果があった」と誇示した。これらの新兵器の活用は、今後の軍事戦略に影響を与える可能性が高い。
今後の作戦方針と残存脅威への対応
クーパー司令官は、今後の作戦方針として、「残存した移動式ミサイル発射装置を追跡し、発射能力を失わせる」と語った。これにより、イランの反撃能力をさらに抑制することを目指している。この声明は、米国とイスラエルが長期にわたる作戦を継続する意思を示しており、地域の緊張が高まる中でのさらなる軍事行動が懸念される。
今回の発表は、国際社会において中東情勢の重大な転換点を象徴しており、各国の対応や外交的な動きに注目が集まっている。攻撃規模の比較から、米軍の戦略的な意図や地域安全保障への影響が議論を呼びそうだ。
