保守系グループが活発化、「入って損はない」と加入者増加 高市首相との親和性狙う動き
2026年3月18日、自民党内で保守系グループの動きが活発化している。高市早苗首相(党総裁)が保守的な政策を重視していることを踏まえ、各グループの入会者が増加傾向にある。首相との親和性の向上につなげる狙いがあるとみられるが、首相の人気にあやかる動きには冷めた見方もある。
「日本の尊厳と国益を護る会」の会合で青山代表が理念を強調
18日午後、国会内で自民内の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)が、皇位継承をテーマに会合を開いた。代表の青山繁晴衆院議員は冒頭で、「理念を掲げるタイプとしては圧倒的に最大の議員集団」と語り、グループの存在感をアピールした。
同会は、男系による皇位継承を重視し、いわゆる「スパイ防止法」の制定を早くから訴えるなど、党内でも保守色の強いグループとして知られている。青山氏によると、先の衆院選後に新たに30人以上が加入し、会員は過去最多の120人に達したという。
首相の保守的政策が背景に 加入者増加の理由
高市首相が保守的な政策を推進していることが、保守系グループの活発化に拍車をかけている。各グループでは、「入って損はない」との声が広がり、議員らの加入が相次いでいる。これは、首相との親和性を高め、党内での影響力を強化する狙いがあるとみられる。
しかし、首相の人気にあやかる動きについては、党内でも冷めた見方が存在する。一部の関係者は、理念よりも権力への接近を優先する姿勢に疑問を投げかけている。
今後の展開と課題
保守系グループの動きは、自民党内の勢力図に影響を与える可能性がある。高市首相の支持基盤を固める一方で、党内の対立や摩擦を生むリスクも指摘されている。今後の国会審議や政策決定において、これらのグループがどのような役割を果たすかが注目される。
また、皇位継承問題や安全保障政策など、保守的なテーマを巡る議論が活発化することで、国民的な関心も高まることが予想される。政治的な駆け引きが続く中、グループの動向は政権運営の鍵を握る要素となりそうだ。



