高市首相(自民党総裁)は8日、昨年の党総裁選で自身の陣営が他候補者を中傷する動画をSNSに投稿したとする週刊文春などの報道について、改めて否定する立場を明確にした。首相官邸で記者団に対し、「私自身も私の事務所も、他の候補者の批判や中傷は一切やっていない」と述べ、これまでの国会答弁の内容は「揺るがない」と強調した。
首相の説明詳細
首相は、秘書と動画作成者との間につながりがあったとする指摘についても、「面識はない。実際に会って名刺交換し、相手の所属や氏名も承知しているということはない」と説明した。報道の内容を全面的に否定し、疑惑を晴らす姿勢を示した。
背景と経緯
週刊文春は先月、昨年9月の自民党総裁選において、高市陣営が他候補を誹謗中傷する内容の動画をSNS上に投稿していたと報道。これに対し、首相はこれまでの国会答弁でも一貫して否定してきた。今回の記者会見もその延長線上にある。
首相は「私の事務所としても、一切そのような行為は行っていない。事実無根の報道に基づくもので、極めて遺憾だ」と述べ、報道機関に対する不快感もにじませた。
今後の対応
首相は、必要に応じて法的措置も視野に入れていることを示唆。一方で、国会審議では引き続き丁寧に説明していく考えも示した。与野党間では、この問題を巡って引き続き論戦が繰り広げられる見通しだ。



