東京都杉並区長選(21日告示、28日投票、29日開票)で2期目の当選を目指す現職の岸本聡子区長(51)が7日夜、区内で決起集会を開き、支援者に向けて自身の政策や今後の方針を説明した。
1期目の実績と感謝
岸本氏は1期目の実績として、学校給食費の無償化や児童館の維持、補聴器購入助成、区債残高の削減などを挙げ、「4年間で多くのことを成し遂げられた」と振り返った。その上で、「私一人の力ではない。周りには区民や地域の方々がいた」と感謝の意を述べた。
2期目の公約
今後の方針として、岸本氏は「今ある経済不安から区民生活を守る」「誰にも居場所がある杉並」「区民と決める杉並」の3つを提示。具体的には、区立中学校の修学旅行無償化、70歳以上の都民が都内公共交通機関で利用できる都シルバーパスの購入費助成などを公約に掲げた。また、区民の声を政策に反映させる「対話の区政」の継続も強調した。
選挙戦の姿勢
選挙戦に向けて、岸本氏は資金力に左右されるSNS広告を使用しないと表明。公開討論会には積極的に出席する姿勢を示し、「若者や女性、マイノリティーが立候補したいと思える新しい政治、選挙の文化を築く責任がある」と述べた。
他の立候補予定者
杉並区長選には、岸本氏のほかに、自民党の元区議・大和田伸氏(45)、国際ビジネスコンサルタントの増田義彦氏(68)、前区長の田中良氏(65)、政治団体役員の上梨裕奨氏(29)が立候補を表明している。



