note分析で明らかに 衆参選挙の投稿上位は「税制」と「物価」 有権者の関心は生活直結の政策に集中
note分析 衆参選挙投稿上位は「税制」と「物価」 生活直結政策に関心 (05.03.2026)

投稿サイトnoteの分析で判明 衆参選挙の議論は「税」と「物価」が上位

国内最大級の投稿サイト「note(ノート)」の運営会社が実施した興味深い分析結果が明らかになった。2025年の参議院選挙と2026年の衆議院選挙の期間中、同サイトに投稿された記事を対象に、どのような政策分野が多く言及されていたかを調査したところ、「税」と「物価」に関する内容がともに上位にランクインしたことが分かったのである。

生活に直結する話題への有権者の強い関心

具体的な分析手法としては、参院選では約6400件、衆院選では約1万6200件の記事を生成人工知能(AI)を用いて分類し、政策分野別のランキングを作成した。一つの記事で複数の分野に触れていた場合、それぞれに1件ずつ計上するという方法が採られた。

その結果、両選挙とも「税制・経済」と「物価・生活支援」は上位3位以内に入る高い関心を集めた。特に消費税減税のような日常生活に直接影響を与える政策テーマに対して、有権者が強い注目を寄せている様子がうかがえるデータとなった。

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安全保障関心の高まりと外国人政策の順位変動

順位からは安全保障や地政学リスクへの関心の高まりも確認された一方で、注目すべき変動も見られた。参議院選挙で2位だった外国人政策に関する記事は減少し、衆議院選挙では8位に後退したのである。

この傾向は他のメディアの分析結果と比較するとさらに興味深い。共同通信社がX(旧ツイッター)を対象に実施した衆院選に関する分析では、物価高・消費税に関する投稿が最も多かった点はnoteの結果と一致するものの、2位が外国人政策であったことから、プラットフォームによる議論の焦点の違いも浮き彫りとなった。

デジタル空間における政治議論の多様性

今回の分析は、現代の選挙戦においてデジタルプラットフォームが重要な議論の場となっていることを改めて示すものだ。有権者が実際にどのような政策課題に関心を持ち、議論しているかをリアルタイムで把握できる貴重なデータを提供している。

特にnoteのような長文投稿が可能なプラットフォームと、Xのような短文中心のプラットフォームでは、議論の深さや焦点が異なる可能性が示唆されており、今後の選挙分析において多角的な視点からの調査がますます重要になるだろう。

この分析結果は、政治関係者や政策立案者にとって、有権者の真の関心事項を理解する上で極めて有益な情報となる。デジタル時代の選挙戦略を考える上でも、様々なオンラインプラットフォームにおける議論の動向を注視する必要性が高まっていると言える。

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