立憲民主、与党に暫定予算編成を要求 年度内成立断念なければ日程調整拒否
立憲民主、与党に暫定予算編成要求 年度内成立断念なければ日程調整拒否

立憲民主党が与党に暫定予算編成を要求、年度内成立断念なければ日程調整拒否へ

自民党の磯崎仁彦参院国会対策委員長と立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は、2026年3月19日に国会内で会談を行い、2026年度予算案の審議を巡って緊迫した議論を交わしました。斎藤氏は政府に対し、年度内成立を断念して暫定予算を編成するよう強く要求し、これに応じなければ予算委員会の今後の日程調整に応じない考えを明確に伝えました。政府・与党側は、来週中に暫定予算の可否について最終判断を下す方針を示しています。

会談での主張と合意点

両者は、高市首相が訪米を報告する集中審議を3月25日に行うことで合意に至りました。しかし、斎藤氏は「年度内成立という無謀な考えは諦めて、暫定予算を編成して議論すべきだ」と主張し、週明けまでに編成方針を表明するよう政府に働きかけることを求めました。これに対し、磯崎氏は「重く受け止め、首相官邸にしっかりと伝える」と応じ、会談後には記者団に「年度内成立は非常に難しくなる」と厳しい表情で語りました。

週明けには年度末まで約1週間となり、時間的制約が迫る中、野党側は今週中に強くクギを刺す狙いがあったとみられています。一方、木原官房長官は同日の記者会見で「年度内成立させていただけるよう、国会審議に誠実に対応する」と強調しましたが、自民党参院執行部は3月23日に党幹部と対応を協議した上で、首相の意向を直接確認したい考えを示しています。

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与党の苦境と野党の戦略

参院で過半数割れする与党は、年度末が迫るにつれて次第に追い込まれた形となっています。衆院では予算委員長の職権などを活用して審議を進めてきましたが、参院では同じ手法をとることが難しく、審議時間を思惑通りに積み上げられていない状況です。野党側は、年度内成立が必要な「日切れ法案」を扱う委員会でも委員長ポストを握ったり、与党を上回る委員を出したりしており、与党が予算委員会の日程調整を強行すれば、こうした法案の審議にも影響が出かねない懸念があります。

今後のスケジュールと見通し

暫定予算が提出されれば、月末に審議入りが見込まれます。短期間の審議の後、年度内に参院で可決・成立し、その後、本予算案の審議が再び行われる流れが想定されています。参院自民幹部は「最後は首相判断だ」と語り、政局の行方に注目が集まっています。政府・与党の対応次第では、国会審議がさらに混迷を深める可能性も指摘されており、今後の動向が注視されます。

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