イランで拘束された邦人2人の早期解放を政府が強く要求
茂木敏充外相は6日の衆議院外務委員会において、イランで拘束されている邦人は2人であり、現時点で安全を確認していると詳細に説明しました。政府として早期解放を強く求めていることを改めて強調し、国際的な協力を呼びかけました。
自衛隊機をモルディブに派遣し待機させる方針
木原稔官房長官は記者会見で、中東情勢の悪化を踏まえ、退避する邦人の輸送のため準備が整い次第、自衛隊機をインド洋の島国モルディブに速やかに派遣し、待機させると明らかにしました。この措置は、不測の事態に備えた政府の迅速な対応の一環です。
拘束された邦人の詳細と政府の対応
拘束された2人のうち1人は、1月20日に現地当局に拘束されたNHKのテヘラン支局長とみられています。もう1人は旅行中に拘束された可能性が高く、木原氏は会見で昨年6月に拘束されたことを確認していると説明しました。政府は両者の安否確認と早期解放に向けて外交ルートを活用しています。
UAEとオマーンからのチャーター便運航を発表
外務省は6日、アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンに滞在する邦人の退避支援として、現地時間8日午前0時にオマーンから東京までのチャーター便を運航すると正式に発表しました。さらに、サウジアラビアからの運航も計画しており、中東地域全体での邦人保護を強化しています。
自衛隊法に基づく防衛相への準備行為依頼
自衛隊機の派遣は、チャーター機が運航できない緊急事態に備えた対応として位置づけられています。茂木外相は自衛隊法に基づいて小泉進次郎防衛相に準備行為を依頼し、政府一体となった危機管理体制を構築しました。これにより、情勢の急変にも柔軟に対応できる態勢が整いました。
