福島市、新給食センターにアレルギー食専用調理室を設置 卵・乳・エビ・カニ対応
福島市、アレルギー食専用調理室を新設 卵・乳・エビ・カニ対応

福島市は2月26日、4月に供用開始を予定する市中央学校給食センターの内覧会を開催しました。この内覧会には、給食の提供を受ける各小中学校の校長や担当者が参加し、新施設の見学を行いました。

新給食センターの概要と統合計画

同給食センターは、福島市飯坂町の福島北署西側に新築されました。老朽化が進んでいた西部学校給食センター(受配校8校)と北部学校給食センター(同10校)、さらに単独給食を実施していた12校を統合し、計30校に給食を提供する計画です。施設は鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約4200平方メートル。1日最大1万食の調理能力を備えており、効率的な運営が期待されています。

アレルギー食専用調理室の初導入

今回の新施設では、福島市初となるアレルギー食専用調理室が設置されました。この調理室では、卵、乳、エビ、カニの4品目に対応したアレルギー食を調理でき、1日最大100食まで提供可能です。これにより、食物アレルギーを持つ児童・生徒への安全な給食提供が強化され、保護者の安心感向上につながると見込まれています。

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衛生管理と作業効率の向上

センター内では、食材の受け入れから調理、配送までの工程で、人が動かず食材が移動する仕組みを採用。これにより、高い衛生水準を維持しつつ、安全で安心な給食を届けることが可能になりました。施設は大きく下処理エリアと調理エリアに分かれており、暑さ対策としてエアコンも設置されています。設計段階から運営事業者の意見を取り入れたことで、実用的なレイアウトが実現しました。

食育推進と見学機能

2階の会議室からは調理作業を直接見学できるほか、直接見られない調理エリアについてはライブカメラを通じて見学が可能です。この機能は、食育の推進に活用され、児童・生徒が給食の調理過程を学ぶ機会を提供します。教育現場での活用が期待されています。

今後の運営体制

供用開始後は、維持管理部門と調理師を合わせて約70人が勤務する予定です。新施設の稼働により、給食の質と安全性が向上し、地域の教育環境整備に貢献することが見込まれています。福島市は、この取り組みを通じて、学校給食の新たな基準を確立することを目指しています。

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