米国防長官、イランとの交戦で「完全かつ決定的な敗北まで」と強硬姿勢を表明
ヘグセス米国防長官は3月10日、国防総省で記者会見を開き、イランとの交戦について厳しい見解を述べた。同長官は「敵が完全かつ決定的に敗北するまで、我々は手を緩めない」と強調し、現在進行中のイランへの攻撃が「最も激しいものになるだろう」と語った。
圧倒的な効率性と制空権を主張
ヘグセス長官は、イランからの反撃が激減していると指摘し、「我々は圧倒的な効率性と完全な制空権を持ち、勝利を収めている」と主張した。これにより、米軍の作戦が順調に進展しているとの認識を示した。
ホルムズ海峡の安全確保を優先
記者会見には、ケイン統合参謀本部議長も同席し、ホルムズ海峡の安全確保に焦点を当てた。同議長は、イランの機雷敷設艦の捜索と攻撃を継続すると述べ、同海峡で船舶護衛の任務が課された場合には「さまざまな選択肢を検討する」と語った。これにより、地域の海上交通の安定を図る姿勢を明確にした。
無人機生産拠点を重点攻撃
さらに、ヘグセス長官は、イランの戦争継続能力に打撃を与えるため、無人機生産拠点を重点的に攻撃していると説明した。この戦略により、敵の軍事力を効果的に削減することを目指している。
過去の中東介入との違いを強調
ヘグセス長官は、泥沼化した過去の中東介入とは異なる方針を示し、作戦の終結が近いとするトランプ大統領の見解に歩調を合わせた。同長官は「ブッシュ(子)政権やオバマ政権時代に目撃した終わりのない国家再建ではない」と述べ、今回の作戦がより限定的かつ効率的であることを強調した。
全体として、米国防当局はイランとの交戦において強硬な姿勢を維持し、軍事作戦の早期終結を目指す構えを見せている。国際社会の注目を集める中、今後の展開が注視される。



