陸自、長射程ミサイル初配備へ 熊本・健軍駐屯地に8日深夜搬入
陸自、長射程ミサイル初配備へ 熊本に8日深夜搬入 (07.03.2026)

陸上自衛隊、長射程ミサイルの初配備を実施へ

敵の領域内にある基地などを攻撃可能とする「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の行使を実現する長射程ミサイルの初配備が、いよいよ具体化している。陸上自衛隊は、3月8日深夜にも、発射機などの関連装備を熊本県の健軍駐屯地に搬入する予定であることが、3月7日に関係者への取材により明らかとなった。

射程約1000キロの新型ミサイルを配備

健軍駐屯地に配備されるのは、射程約1000キロとされる「12式地対艦誘導弾能力向上型」である。関係者によれば、陸上自衛隊の開発実験部隊が所在する静岡県の富士駐屯地から、3月7日に搬出作業を開始した。装備は船舶と陸路を組み合わせて熊本まで輸送され、その後、機器のメンテナンス作業や隊員に対する教育訓練を経て、3月中に配備が完了する方針だ。

安全保障政策の大きな転換点

政府は、2022年に改定した安全保障関連3文書において、従来の専守防衛の枠組みを超えた反撃能力の保有を明確に位置付けた。今回の長射程ミサイルの配備は、この政策を具体化する最初の重要なステップとなる。能力向上型は、既存の12式地対艦誘導弾を基に射程を大幅に延伸したもので、2024年10月には東京都の伊豆諸島・新島において地上からの発射試験が実施され、その実用性が確認されている。

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配備が完了すれば、日本周辺の広範囲にわたる抑止力が強化され、地域の安全保障環境に大きな影響を与えると見込まれている。今後の展開としては、さらなる配備拡大や、関連する運用体制の整備が進められる見通しだ。

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