英国のスターマー首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相は7日、ロンドンでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。首脳らは会談後の共同声明で、ゼレンスキー氏が戦闘終結に向けてロシアのプーチン大統領に直接協議を提案したことを歓迎し、プーチン氏に対し即時停戦に応じるよう強く求めた。
共同声明の内容
共同声明によると、首脳らは今月中旬に開催予定の先進7か国首脳会議(G7サミット)や7月上旬の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議などの国際的な場を活用し、「ウクライナ支援を強化するためにどのように協調するか」について意見を交わした。これらの会議にはいずれも米国のトランプ大統領が参加する予定であり、いかに米国の関与を引き出すかについても議論が行われたとみられる。
ゼレンスキー氏の反応
ゼレンスキー氏は会談後、自身のSNSに「外交を再び活発化させ、欧州の役割について協議した」と投稿し、欧州各国との連携を強調した。また、ウクライナは引き続き和平への道筋を模索する姿勢を示した。
今回の会談は、ウクライナ情勢が長期化する中で、欧州主要国が結束してロシアへの圧力を強化する意図があると分析されている。特に、米国の関与が不透明な状況下で、欧州が主導的な役割を果たそうとする動きが顕著だ。



