パナソニックHD、データセンター向け蓄電池で2028年度に売上高1兆円目標
パナソニックHD、DC向け蓄電池で1兆円目標

パナソニックホールディングス(HD)は8日、データセンター(DC)向けの蓄電システム事業において、2028年度に売上高で1兆円規模を達成する目標を発表した。同社はメキシコに新工場を設立するなど、生産体制の強化と開発投資に総額3500億円を投入する方針を示した。

投資家向け説明会で詳細を発表

同日開催された投資家向け説明会で、蓄電池事業を担う子会社「パナソニックエナジー」の只信一生社長がこの計画を明らかにした。具体的には、米国カンザス工場の電気自動車(EV)用生産ラインの一部をDC向けに転換するほか、メキシコに新工場を建設する計画が含まれている。

生成AIの普及が追い風

生成AI(人工知能)の急速な普及に伴い、世界各地でデータセンターの建設ラッシュが起きている。只信社長は「取引先からの引き合いは非常に強い。2028年度には事業規模を2025年度の約3倍に成長させる」と述べ、需要の高まりを強調した。

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パナソニックHDはデータセンター事業を成長の柱に据えており、2028年度までの3年間で約5000億円を投資する方針を既に表明している。また、電子部品を手がける子会社「パナソニックインダストリー」も同日、総額1500億円を投じて、DC向け基盤材料やコンデンサーの開発と量産体制の整備を進める計画を公表した。

この投資計画により、パナソニックHDはデータセンター関連市場での競争力を大幅に強化し、収益拡大を目指す。

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