24日、ロシアとウクライナの間で捕虜交換が行われ、解放されたウクライナ兵193人が北部チェルニヒウ州に到着した。青と黄色の国旗を身にまとった兵士たちは互いに抱き合い、喜びを爆発させた。「やっと自由になれた」「言葉がない」と声を上げる姿が見られた。
解放された兵士たちの様子
兵士たちはロシアからベラルーシを経由し、チェルニヒウ州に入った。国境付近では軍関係者らが歓待し、疲れた様子の兵士たちは青空の下で支給されたたばこを吸い、記念撮影を楽しんだ。その後、医療検査のため州内の病院に移動した。
「誕生日に解放、人生最大の贈り物」
この日26歳の誕生日を迎えたロマン・ハマイスキーさんは、「誕生日に解放されるなんて、人生最大の贈り物だ」と天を仰いだ。彼は2024年に激戦地の東部ドネツク州でロシア軍に捕まり、収容所に送られた。愛する家族の写真が心の支えだったといい、「早く家に帰って、抱きしめてキスをしたい」と顔をほころばせた。
捕虜虐待の実態
ウクライナ政府当局者は「99%の捕虜が拷問を経験している」と述べ、長期的な心のケアが必要だと指摘。解放された兵士たちの多くが精神的・身体的トラウマを抱えており、今後の支援が課題となる。



