米軍、イラン上空の制空権を数日以内に掌握へ 潜水艦が魚雷でイラン艦艇撃沈、第2次大戦以来の事態
米軍、イラン制空権を数日以内掌握 潜水艦が魚雷で艦艇撃沈

米軍、イラン上空の制空権掌握を目前に 潜水艦が魚雷攻撃でイラン艦艇を撃沈

【ワシントン=阿部真司】米国のヘグセス国防長官は4日、記者会見で米軍がイラン上空の制空権を数日以内に掌握するとの見通しを明らかにした。イラン内陸部への精密攻撃を強化する方針を示し、中東情勢が新たな局面を迎えている。

制空権掌握で攻撃範囲が拡大へ

ヘグセス氏は、米国とイスラエル両軍の作戦により、イラン上空での「完全な支配権」を数日から1週間以内に確立すると述べた。さらに、「作戦はまだ始まったばかりだ」と強調し、今後の展開に注目が集まっている。

米軍制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長も同会見で、イラン南部で局地的な制空権を確立したと説明。これまでイランの射程圏外からの攻撃が中心だったが、イラン国内の上空からの空爆に移行しつつあると語った。制空権掌握後は、「イラン領土の奥深くまで攻撃を仕掛ける」と述べ、戦略の転換を示唆した。

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第2次大戦以来の魚雷攻撃で艦艇撃沈

ヘグセス氏は、米軍の潜水艦がインド洋でイラン軍の艦艇を魚雷で撃沈したことも公表した。米潜水艦が魚雷で敵艦を撃沈したのは第2次世界大戦時以来の事態であり、軍事史上でも極めて異例の出来事となっている。

攻撃はスリランカ沖の公海上で発生。米中央軍が公開した動画には、魚雷が命中したとみられるイラン軍艦艇で爆発が起きる瞬間が映っており、その衝撃的な映像が世界中に配信された。

被害の規模と背景

ロイター通信によると、攻撃を受けた艦艇の乗組員は推定180人超で、スリランカ政府が87人の遺体を収容。32人が救助され、約60人が行方不明とされている。この艦艇は、インド主催の演習に参加した後、イランに向け航行中だったという。

トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスでの会合でイランへの攻撃について、「10点満点の評価で、15点だ」と述べ、成果を強く強調した。先制攻撃しなければイランがイスラエルや米国を攻撃していたとの認識を示し、「前進を続ける」と今後の方針を語った。

今回の発表は、中東地域における米軍の軍事作戦が新たな段階に入ったことを示しており、国際社会の緊張がさらに高まることが予想される。イラン上空の制空権掌握が現実化すれば、今後の戦略や地域情勢に大きな影響を与えることは確実だ。

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