日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、ロンドン中心部の自治体から「名誉市民」の称号を授与されたことが、現地時間24日に自治体の発表で明らかになった。この栄誉は、八角理事長の相撲界での輝かしい功績と、競技普及への多大な貢献が認められたものだ。
名誉市民称号の歴史と意義
称号を授与したのは、ロンドンを構成する金融街シティーである。この名誉市民の称号は、13世紀から続く歴史を持つとされ、伝統と格式を重んじるシティーから贈られる特別な栄誉だ。八角理事長は、はかま姿でシティーの庁舎を訪れ、厳かな雰囲気の中で授与式に臨んだ。
八角理事長は式典で、「このような名誉ある称号をいただき、大変光栄に思う。これは私一人の力ではなく、大相撲という日本の伝統と文化を守り続けてきたすべての関係者の貢献によるものだ」とコメントした。また、横綱時代の1991年と昨年の2度、ロンドン公演に参加したことに触れ、「どちらの公演も温かい声援に包まれ、素晴らしい思い出となっている」と述べ、ロンドンでの相撲人気の高さを強調した。
ロンドン公演の成功と相撲普及への影響
ロンドンでは昨年10月15日から19日にかけて大相撲の公演が開催され、全日程でチケットが完売するなど大盛況を博した。この成功が八角理事長の名誉市民授与にもつながったとみられる。八角理事長の功績は、相撲の国際的な普及に大きく寄与しており、今回の称号授与はその象徴的な出来事と言える。
八角理事長は北海道広尾町出身の62歳。現役時代は北勝海の名で活躍し、幕内優勝8回を誇る名横綱だった。1992年に引退後、日本相撲協会の理事を務め、2015年12月から理事長に就任している。今後も相撲界のリーダーとして、国内外での相撲普及に尽力することが期待される。



