米、キューバ体制崩壊に備え机上演習 混乱想定し軍事対応計画
米、キューバ体制崩壊に備え机上演習 混乱想定

米ニュースサイト「アクシオス」は28日、キューバの体制が早ければ今夏にも崩壊する可能性に備え、トランプ米政権が混乱を想定した軍事対応計画に関する机上演習を行っていると報じた。トランプ大統領はキューバの反米姿勢の転換を狙って圧力を強めており、介入強化を示唆している。

机上演習の詳細

アクシオスによると、中南米を管轄する米南方軍が4月、キューバでの軍事行動に備えるため、複数の機関が参加する机上演習を実施した。この演習では、キューバが保有する無人機への対応のほか、電力や食料の不足に直面するキューバ国民の間で騒乱が起きた場合の対応策も協議されたという。

政権のスタンス

トランプ氏は軍事侵攻を承認しておらず、米政権はキューバへの経済制裁を継続する方針だ。米高官はトランプ氏の指示に応じて対応する準備を整えていると説明した。アクシオスはキューバへの圧力について、イランとの戦闘終結に向けた交渉が続く中、最終的な対応策を決めるまでの時間稼ぎとしている。

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この演習は、キューバ情勢の緊迫化を受けて実施されたもので、米国が同国に対する関与を強化する姿勢を示すものだ。トランプ政権は、キューバの反米姿勢を転換させるために経済制裁や外交圧力を続けており、今回の机上演習はその一環とみられる。

今後の展望

専門家は、キューバの体制崩壊が現実化した場合、米国は大規模な人道支援や避難民対策を迫られる可能性があると指摘する。また、無人機などの軍事技術が拡散するリスクもあり、米軍は多角的な対応を検討している。米政府関係者は「あらゆる事態に備えている」と述べ、警戒を続ける考えを示した。

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