米ニューヨークで開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席していた日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の事務局長、浜住治郎さん(80)が、米東部時間2日午後(日本時間3日未明)にケネディ国際空港を出発し、帰国の途に就いた。
被爆証言と国際的な訴え
浜住さんは会議期間中、国際シンポジウムに登壇し、自身の被爆体験を証言。また、各国の政府関係者と面会し、核兵器の非人道性を訴えた。再検討会議の非政府組織(NGO)セッションでは演説を行い、「核兵器も戦争もない世界の人間社会に向け、共に力を尽くそう」と力強く呼びかけた。
NPT再検討会議の意義
今回の会議は、核兵器の不拡散と核軍縮の進展を目指す重要な場となっている。浜住さんの参加は、被爆者の声を国際社会に直接届ける貴重な機会となった。被団協は今後も、核廃絶に向けた活動を継続する方針だ。
浜住さんは帰国後、会議の成果や今後の課題について報告する予定で、被爆者としての使命を胸に、さらなる活動を展開していく。



