イランのアラグチ外相は2日、茂木敏充外相と電話会談を実施し、米イスラエルとの戦闘終結に向けた取り組みや外交プロセスについて詳細に説明した。アラグチ氏が交流サイト(SNS)で発表した内容によると、イランが仲介国パキスタンを介して米国に提示した新たな案が議題に上ったとみられる。
戦闘終結に向けた新提案の可能性
今回の電話会談では、イランがパキスタンを通じて米国に示した新たな提案が中心議題となった可能性が高い。この提案は、米イスラエルとの戦闘を終結させるための外交的解決策を模索するものと見られる。両外相は、地域の安定と平和の実現に向けて緊密に連携する必要性を確認したとみられる。
日本関連船舶の航行安全も協議
4月下旬には、出光興産の子会社が運航管理する大型原油タンカー「出光丸」が、イランによる事実上の封鎖が続くホルムズ海峡を無事通過した。この背景を踏まえ、茂木氏とアラグチ氏は日本関連船舶のさらなる安全な通過実現についても話し合った可能性がある。ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要所であり、その航行の安全確保は日本にとって極めて重要な課題である。
両氏は4月15日にも電話会談を行っており、継続的な対話を通じて二国間関係の強化と地域情勢の安定化に努めている。今回の会談は、イランと日本の外交関係の重要性を改めて示すものとなった。



