愛知・日進市でアジア大会クリケット応援セレモニー、公式Tシャツ着用で機運醸成
愛知・日進市でアジア大会クリケット応援セレモニー

愛知県日進市内で今秋に開催される愛知・名古屋アジア大会のクリケット競技を盛り上げるため、同市は8日、市議会議場で応援セレモニーを開催した。近藤裕貴市長や議員らがクリケット日本代表の公式Tシャツを着用し、「日進市からクリケット競技を全力で応援します」と宣言した。

セレモニーの様子

クリケットの会場となるのは、同市北新町の県口論義運動公園で、アジア大会用に新たに整備された。5月にはテスト大会を兼ねた男子ワールドカップ(W杯)東アジア太平洋予選も開催され、機運が高まっている。この日は市議会6月定例会の開会日で、散会後にセレモニーを開催。近藤市長や岩田憲二教育長のほか、20議員のうち16議員と幹部職員らが出席した。近藤市長は「世界トップレベルの選手たちを本市に迎えることができ、大変誇りに思う。市民の皆さまとともに大会を盛り上げたい」と応援宣言した。続いて岩田教育長は「子どもたちに国際交流やスポーツの素晴らしさを身近に感じてもらう貴重な機会」などとあいさつ。最後に全員で「がんばれ」と声を合わせて記念撮影した。

Tシャツ購入の任意性と批判

市は任意で各職員にTシャツの購入を呼びかけており、今月から毎週火、金曜の着用を推奨している。市学び支援課の担当者は「TPOをわきまえた上で、市民の皆さまに大会を周知していければ」と話している。クリケットのTシャツは3千円で、購入は任意だが各職員と議員の自腹になる。一部議員から疑問の声があり、セレモニーを欠席した田中徹議員(政策研究会「あした」)は「同調圧力もあり、購入を半ば強制と感じてしまう職員もいるのでは」と指摘する。

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Tシャツは左胸部分にクリケット日本代表のスポンサー名が記されているが、日進市とは特に関わりのない企業だ。職員向けの案内では「ぜひお買い求めいただき」との記載があるほか、「課長以上の方は、着用についてご協力を」とも記されている。市によると、市職員だけで140枚以上が購入されたという。田中議員は「クリケットを応援したい気持ちはある」とした上で、「大会会場ならともかく、なぜ議場でやる必要があるのか。職員が私費で買う点、企業名が入っている点も行政として不適切」と厳しく批判。島村紀代美議員(同)も「にがにがしい思いで購入した職員もいると思う。市民のためになるとは思えず、誰のための取り組みなのか」と語気を強める。学び支援課の担当者は「いろいろなご指摘はあると思う」とした上で、「購入は決して強制ではないし、あくまで任意。希望者が購入し着用した上で、大会の機運を高めていければ」と説明している。

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