米紙ニューヨーク・タイムズは6日、イスラエルの情報機関が、イランとの戦闘終結に向けた協議を担当する米国の交渉担当者に対する盗聴活動を強化している可能性があると報じた。これを受け、米国防総省はイスラエルの情報収集活動に対する脅威評価を最高レベルに引き上げたという。
標的となった米国特使
報道によれば、イスラエルはスティーブン・ウィトコフ中東担当特使らを標的に、トランプ大統領の戦略や交渉方針を探ろうとしていた。その背景には、米国とイランがイスラエルの意向を無視して合意することを警戒した事情があるとみられる。
両国関係に緊張
トランプ大統領は今月、レバノンでの戦線拡大を進めるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対して不満を示しており、両国関係には緊張が高まっていた。今回の盗聴疑惑は、さらなる関係悪化を招く可能性がある。
米国防総省は、イスラエルによるスパイ活動のリスクを評価し、警戒レベルを引き上げた。専門家は、同盟国間でのこのような行為は異例であり、信頼関係を損なうと指摘している。



