イラン美大生の自画像と現地写真展、高松で開催中 軍事攻撃受け再企画
イラン美大生の自画像と写真展、高松で31日まで

米国とイスラエルによる軍事攻撃を受けたイランで画家を目指す学生が描いた自画像や、イランの人々と街並みの写真を並べた展示会が、高松市高松町の「1つだけ美術館」で開かれている。31日まで。

企画の経緯

同館を主宰する吉岡律子さん(50)が、世界各国を旅した経験のあるコンサルティング会社経営の大路幸宗さん(35)と2022年に知り合い、「展示してほしい作品がある」と打診されたという。大路さんはイランで文化や歴史に魅了された。現地で紹介された美大生が、政治的な抑圧から自由に表現できず、貧しく画材を十分にそろえられない中でも夢を追う姿勢を目の当たりにした。「イランに少しでも興味をもってほしい」。作品数点を預かり、「いつか展示を」と思ってきたという。

23年に同館で展示販売会が実現し、24年にも実施。今回は今年2月の軍事攻撃を受け、吉岡さんが再び企画した。

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展示内容

自画像はレイハネ・シャテリヤンさん作。縦40センチ、横30センチほどの木材に淡い色合いの絵の具で、うつむいたような表情を描いている。シャテリヤンさんの「本当は不安のない笑顔をより美しく描きたい」といったメッセージも紹介。大路さんが現地で撮影したパン職人や教師の笑顔、市場や広場の風景などの写真約30枚も並ぶ。

大路さんは「忘れられがちな普通の人々の暮らしに思いをはせてもらえれば」とする。

開館は午前10時半~午後5時。入館は無料で、寄付を募っている。詳細は同館のウェブサイトで。

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